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ルーちゃんに着いて行くとそこは、
体育館の裏にある焼却炉。
そこにはヤンキーが一杯いてたまり場のようだ。
「よー!マコト!」
呼ばれた方を見ると、
まばゆいばかりの金髪に
ソリコミを入れた
亮ちゃんがいた。
『久しぶり!
前にも増してイカツクなったな!笑』
「ありがとう!笑
ってか、今日からマコトも中坊やな。
なんかあったらなんでも俺にいってこいよ!」
とタバコを吸いながら
亮ちゃんは俺の肩を叩いた
亮ちゃんはここの中学を仕切っているようだ。
『あいよ』
と軽く返事をした。
『ってか、
亮ちゃん聞いてや!
今日隣の金髪まじうざかったんやけど!』
と呟くと
「あいつは誰にでもあんなんやと思うで」
と知らない先輩が言った
『あいつの事知ってるんすか?』
と後ろを振り向くと
達也はその場に馴染んで煙草を吸っていた。
なんだかムカついて達也の頭を軽く殴った。
「イタッ!
何すんねん!」
と怒る達也を無視して
『あの女知り合いっすか?』
先輩に聞くと、
なんでも愛花は最近こっちに引っ越してきたみたいで
先輩の原付きをパクろうとして
見付かったらしい。
その時謝りもせずに
「お前もパクった原チャのくせに吠えてんちゃうぞ。小さい男やな。」
と言って去っていったらしい
先輩もカッときたが
女だから手を出せなかったらしい
その話しを聞いて
『あいつやっぱ性格最悪やん!』
と感じた事を覚えている
しばらく話した後、
そろそろ学校を後にする事にした
言うまでもなく俺も真面目な道を歩まなかった。笑
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