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「げっ……。」
元々、朝に強いか弱いかと聞かれたから後者に近い私。
今までだって五分ぐらい遅れることは、あった、しかし普通の人の十分寝坊したのと私が十分寝坊したのでは、借金だらけの日本と食べる物もない国とぐらい差がある。勿論、私は、後者である。
私が普段起きる時間は、その時間に起きてギリギリセーフな時間だ。
なのに、なのに……十分も寝坊したこれは、蛇に睨まれたカエルぐらいに危ない状況だ。
私は、ベットから急いで起き上がり、愛しい愛しい布団を払いのけ階段を二段飛ばししてリビングにむかったーーー
「おぉ、ジュリエット(布団)私達は、所詮は、愛し合っては、ならないのですね……。」
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