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私は、急ぎたいので歯を磨く時間ももったいないのだが一応、お年頃だ。
そんなことは、できないのであった。
全ての準備を終わらせ赤色の俗に言うママチャリを学校まで全力でこいだ。
結果から言うとやはり、遅刻した。
漫画のような素晴らしい身体能力は、極めて普通の私には、雀の涙ほどもなかったらしい。
自慢のポニーテールは、まとまりがなくなりすっかり魅力がなかった。
制服には、皺(しわ)ができていた。
続く教師の説教のフルコースにより私は、現在職員室にいるのだった。
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