出会い

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若い男が 「もしや君達は…。 ディノスとアシュモールの子たちか!?」 すると、黙り続けていたフィレルが 「ちょ、ちょっと待ってよ。 話が急過ぎて何がなんだかわかんないよ まずあんたたちなんなのさ? それにここどこ?」 その質問に若い男は驚いた。 「まさか君達ここが何なのかわからなくて入って来たのかい!?」 二人は声を合わせ 「そう。」 とだけ言った。 二人の男は驚きながらも 少年たちの疑問を解決させることを優先させた。 若い男が 「僕の名前はゴードン。 それからあの人はステファノス僕の上司とだけ言っておくよ。 ちなみにここは地図では示すことの出来ない場所ってところかな 普通の人は入れないようになってるから。」 少し驚きながら 「ということは僕らは普通の人と何か違うんだね。 だからさっき驚いていたんだろう?」 とティム 「なかなか察しがいいね。 そうここはある素質を持った人しか入れない場所なのさ。」 「素質?」 「魔術師さ」 「は?」 二人はかなりマヌケな声を出してしまった。 「そんなのいる訳無いだろ!」 二人はそう言っては真面目に話しているゴードンを馬鹿にしていた。 「本当に信じないのかい? やはり…。 君達の着ている服からして嫌な予感はしていたが。」 「なんだよ!」 とフィレル。
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