流れ星に願いを

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「ねぇちゃん、見て!流れ星!!」 まだ幼い弟がはしゃぎながらあたしに言った。 あの頃はまだ子どもで、小さな事に喜ぶ弟が可愛かった。   「お願い事は?」 「えー~…、言ったら叶わないんでしょ?秘密だよ」 頬を赤らめて必死で願う横顔を見つめながら、クスッと笑った。              
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