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夜とはうってかわって都会の朝の風景になっていた。通勤のサラリーマン、学生。
忙しく無表情で歩く集団。あたしにはそうにしか見えない。
誰も話しかけない。ただひとり…。
渡るべき横断歩道を、立ち止まった。あぁ、ここは虚像だ。此の場所はバーチャルだ…
そう考えると、なんだか面白くなった。
此の街はバーチャルだ此の街はバーチャルだ此の街はバーチャルだ此の街はバーチャルだ此の街はバーチャルだ此の街はバーチャルだ此の街はバーチャルだ此の街はバーチャルだ此の街はバーチャルだ此の街はバーチャルだ此の街はバーチャルだ此の街はバーチャルだあたしは、存在しない。
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