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「そうか…。まぁ、とにかくよろしくな?霧音。」
「…はい!!」
「お前なあ、家族なのに敬語はどうかと思うぞ?」
「相馬、お茶。」
「変わりすぎだろ!」
「お兄ちゃん!」
「同い年だ!」
「もう、敬語でいいよ…。」
結局、あれこれ試してみたが敬語で落ち着いた。
「とりあえず、服買いにいくか?いつまでも俺の服じゃ嫌だろ?」
「…別にいいですけど///」
「ん?なんか言ったか?」
「…はぇ!?何でもないです!?」
「?ならいいんだが。」
こうして、俺に新しい家族が出来た。
これからは退屈しないで済みそうだ。なんてったってアイツはあんな性格なんだから…。
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