~有意義で静寂な午後~

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「服は…まぁ、デパートに行ってすぐに買えばいいか。その他には小物やらを少々…。」 「小物って何ですか?」 霧音が首をかしげて聞いてきた。 「ん~…色々あるけど一番は洗面用具かな?歯ブラシとか…。」 「なるほど~」 「とりあえず着ていく服だが…、どうしたもんか。」 家にはもちろん女物の服なんかはない。 「それならお任せください!」 「どうして…、うわっ!」 俺が言い終わる前に辺りが眩しくなった。 「…エヘヘ。どうですか?」 「どうですか?って何がだ…よ…。」 そこまで言って俺は言葉を失った。 なぜならそこにいたのはしっかり女物の服を着た霧音がそこに居たからだ。 「…お前、どっからそんな服を?」 「…あんまりじろじろ見ないでください///」 …はい? 「…いや、服着てんならいいんじゃん。別に見られても…。」 そう言ったが俺は次の霧音の言葉に耳を疑った。 「私、まだ裸なんだけど…///」 …what?
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