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「…誰だ?お前。」
「ひどいっ!?俺のこと忘れたのかよ!?」
「忘れるも何もお前みたいなバカでスケベで変態で、おまけに…「すいませんでした、お願いですからそれ以上言わないでください…。」」
…まぁ、悪ふざけはここまでにするか。
「分かった…だから公衆の面前で恥を晒すな、圭…。」
こいつの名前は神野圭(カミノケイ)、俺の友達だ。
見ての通り、いじられキャラだ。
「いじられキャラって…酷い…。」
「五月蝿いぞ、髪の毛。」
「ひどっ!…もう…うわあああぁぁぁん!」
…どこかに走っていってしまった…、まぁいいか。
…それにしても遅いな、霧音のやつ…。
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