第一章 記憶

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  あの日,俺は思ったんだ。   『もう誰も信じられない』    真実を知ることは 総てが良いことではない。   君もしっているだろう?   時には嘘こそ真実になりえることを...         13年前,5月16日   物語はその日を境に 総てをメロディーと共に奏でてゆく。  
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