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「さて、どうしようか…」
私はヤケになって、勢いだけで、教室の前まで来た
教室の中からは先生の声が聞こえてくる
多分出席確認だろう
「う~ん…どうしよっかなぁ~…」
私はドアをジッと見つめ、考えた
…お母さんが平気だったように、他人には分からないんだろうか…?
…いや、実際性別が変わっているし、騒ぎになるんじゃないか…?
私は腕を組み、必死に頭をフル回転させた
するとドアが大きな壁に見えてきた
…この壁を乗り越えなくてはッ!!
私は深呼吸をして…
「…よしッ!!!」
覚悟を決めてドアに手をかけた
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