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キーンコーンカーンコーン
チャイムの音で驚いた私は目を覚ました。
笑い声がしたので周りを見渡して見ると、隣の席に座る男子が私を見て笑っている。
なんだかムカついたので、睨み付けていると、今までのつまりチャイムがなるまえにやっていた国語の教師兼私のクラスの担任が私を呼んだ。
「白木、お前授業中寝てたと思ったら、隣の黒田を見つめてなくていいから、HR終わったら、生徒指導室こいよ。最後の最後まで授業中よだれ滴ながら寝やがって。」
その言葉に放課と言うこともあり、各々好きな事をしていたクラスは一瞬静かになり、その後、ドッとわいた。
私は恥ずかしくなり、顔を真っ赤にしながら、
「よだれなんて垂らしてません。それに、黒田なんて見つめてません。」
そう反論した。
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