とあるオルゴールの幸せ

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そこには薄茶色い髪があった。 そこには白い肌があった。 そこには長いまつげがあった。 そこには蒼い瞳があった。 そしてその瞳は、まっすぐ僕を見ていた。 僕の誕生は、少年の顔に迎えられたものだった。 好奇心の光に輝いた瞳は、今でも覚えている。 .
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