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「…占い師、とでもいいましょうか?」
(はぁ?うさんくせ)
私は無視して立ち去ろうとした
「猫鳴きし、角道…己の道先、事故有りし事、大切な者、失うであろう」
『はぁ!?何わけ解んねぇー事言ってんだよ?』
私が振り向くと
そいつは居なかった
私はイライラしながらまた携帯をイジリだした
「ア~オ…アァ~オ」
野良猫なのか
汚い鳴き声が響いた
キキッーーーーー!!!
遠くの方で車の急ブレーキの音がした
(ダッさ…)
私はバカにしたように呟き、角道を曲がった
(…おい?嘘だろ?)
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