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「ね、眠いんやろ?
はよ、自分の部屋行き?」
自分の鼓動が早い。
触れた所からバレてしまうんちゃうか
「いややっ。
もぅちょっとこうしてて…?」
めっちゃ甘えたになってるやん!
酔うてるからやって解ってるのに、早まるばかりの鼓動
ヤバい、もぅ心臓こわれる
「ほら、はよ寝るで!」
思い切って立ち上がった。
すばるは支えがなくなった事でそのままソファーに倒れ込む
「むー…なにすんねん。」
「あたしは明日仕事やの!よい子は寝る時間や。」
無理に明るい声をだして、ごまかす為に空になった缶を片づける
「そんなとこで転がってても疲れとれへんで?
ちゃんと自分のベッドで寝なあかんよ」
「もーわかった!言う事おかんそっくりになってきたなー。
んー…じゃあ、おやすみ。」
「おやすみ、すばる」
すばるが部屋に向かったのを見送って、あたしも自分の部屋に行く。
肩に残ったぬくもりを感じながら眠りにおちた。
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