*02.M

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それから着替え・メイクとバタバタと準備して、あっと言う間に出かける時間。 「あ、そうやった」 おかんに言われた事を思い出し、隣の部屋をノックする 「すばるー…?」 返事がないのでそーっとドアをあけてベッドに近付くと、まだ夢の中のご様子 起こす事もないか。 そのまま踵を返してまたドアに戻ろうとした。 「…んー…ももぉー?」 おっと、起きてしもた。 目を擦りながら起き上がる姿はなんとも可愛いらしい 「仕事…行く、ん?」 「おん、もう時間ないねん。 ごめんな、またな!」 手を振って今度こそ部屋を後にしようとドアノブに手をかけた 「ちょい、待てや」 「なにー?」 あー、もぅここでお別れさせてほしいんに 「……送ってく。」 「えぇぇ!!」 .
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