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それから着替え・メイクとバタバタと準備して、あっと言う間に出かける時間。
「あ、そうやった」
おかんに言われた事を思い出し、隣の部屋をノックする
「すばるー…?」
返事がないのでそーっとドアをあけてベッドに近付くと、まだ夢の中のご様子
起こす事もないか。
そのまま踵を返してまたドアに戻ろうとした。
「…んー…ももぉー?」
おっと、起きてしもた。
目を擦りながら起き上がる姿はなんとも可愛いらしい
「仕事…行く、ん?」
「おん、もう時間ないねん。
ごめんな、またな!」
手を振って今度こそ部屋を後にしようとドアノブに手をかけた
「ちょい、待てや」
「なにー?」
あー、もぅここでお別れさせてほしいんに
「……送ってく。」
「えぇぇ!!」
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