序章

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TC:なし 語り:)鴇 僕は、本当に平凡な毎日がつまらなくて仕方無かった。 朝起きて学校に行って、家にかえってねる なんの代わり映えもしない毎日 何か変わればいいのに。 いつもそう思う。   語り:)美緒 私は何故、こんなところにいるのだろう どうせ無くなる命なら 何故神様は私を作ったのだろう こんな悲しい運命を背負うぐらいなら 私はいっそ消えて無くなりたいと思った   里桜 美緒!!またここにいたの!?   美桜 あ…お姉。なあに、私に何か用?   里桜 用とかそういうもんじゃない!! あんたね、いつまでそんな顔してる気? 今にも消えるわよ   美桜 ……消えたいよ   里桜 な、何言い出すのよ   美桜 消えたいよ!!どうせ泡になるんでしょ!? だったら早くこの泉に泡の屑になって消えたい!!   里桜 美桜っ!!【怒鳴り】   美桜 っ……   里桜 あんたの口にした事は…大天使様を裏切ったようなものよ 誰の情けで今のあんたがあるの!? …言葉を考えなさい
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