3月20日/アメリカ†出会

5/12
前へ
/21ページ
次へ
その後 センターの人から一人一人名前の書かれた名札を貰った。 部屋を見回せば今回の私たちのホストファミリーであろう人たちが沢山いて数十個のテーブルにわかれ、座っている。 今回 日本からカンサスへきた 生徒たちは女子22男子2人の合計24人。先生も会わせたら26人。この人数分のファミリーが集まっているのだから かなりの人数だ。 各ホストファミリーの代表者たちが私たちを迎えにくる。 『ミケ、ホストいた~??』 「ん~……どれだろう(笑)」 「あ、わたし行くね~」 そんな会話をしているうちにひーくんは早くも自分のホストを見つけたようだ。ホストファミリーに連れられ、テーブルへ向かっている。 次々と生徒たちはホストと合流していく。 私はといえば。 「『リアルにどれだ(笑)』」 むしろ居なかったり、とかミケと二人で突っ立った状態のまま。 「where is china~??」 『あ?』 「あ、あの女の人ちなっちゃんのホストじゃない?」 声がした方を向けばブロンドストレートで髪の長い、ちょっとぽっちゃり気味な30後半~40前半くらいの女の人。 目がバッチリあう。 『あ、写真のママンだ。』私が気付くとその女性はにこにこしながら近づいてきた。 笑顔が可愛い人、と言うのが第一印象。 とりあえず自分も笑ってみる。 第一印象はどこの国へ行っても大切だからね。 『china?』 「いえーす!」 『wow!I'm Gail.come on!』 どうやら見た目通り陽気なママらしい。 わたしはミケに一言声をかけてからママにテーブルへと連れていかれた。 ※これ以後は英語での会話は「“”」←の形で表現します。日本語で書いてありますが英語だと思ってください🎀 例)helloなら「“こんにちは”」みたいな感じです。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加