27人が本棚に入れています
本棚に追加
その後 センターの人から一人一人名前の書かれた名札を貰った。
部屋を見回せば今回の私たちのホストファミリーであろう人たちが沢山いて数十個のテーブルにわかれ、座っている。
今回 日本からカンサスへきた 生徒たちは女子22男子2人の合計24人。先生も会わせたら26人。この人数分のファミリーが集まっているのだから かなりの人数だ。
各ホストファミリーの代表者たちが私たちを迎えにくる。
『ミケ、ホストいた~??』
「ん~……どれだろう(笑)」
「あ、わたし行くね~」
そんな会話をしているうちにひーくんは早くも自分のホストを見つけたようだ。ホストファミリーに連れられ、テーブルへ向かっている。
次々と生徒たちはホストと合流していく。
私はといえば。
「『リアルにどれだ(笑)』」
むしろ居なかったり、とかミケと二人で突っ立った状態のまま。
「where is china~??」
『あ?』
「あ、あの女の人ちなっちゃんのホストじゃない?」
声がした方を向けばブロンドストレートで髪の長い、ちょっとぽっちゃり気味な30後半~40前半くらいの女の人。
目がバッチリあう。
『あ、写真のママンだ。』私が気付くとその女性はにこにこしながら近づいてきた。
笑顔が可愛い人、と言うのが第一印象。
とりあえず自分も笑ってみる。
第一印象はどこの国へ行っても大切だからね。
『china?』
「いえーす!」
『wow!I'm Gail.come on!』
どうやら見た目通り陽気なママらしい。
わたしはミケに一言声をかけてからママにテーブルへと連れていかれた。
※これ以後は英語での会話は「“”」←の形で表現します。日本語で書いてありますが英語だと思ってください🎀
例)helloなら「“こんにちは”」みたいな感じです。
最初のコメントを投稿しよう!