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広い。
でかい。
ハルが大学を目の当たりにして、受けた印象。
なんだか、本当に頭が良くて将来に役立ちそうにも思えるような、感じだ。
そりゃ、素人との感覚とも言える。
「すごい大きいねえ~」
口を半開きにして、一点を見つめたままハルは言った。
「あんた、どんだけびっくりしてんのよ」
「だって本当に大きくて綺麗な大学なんだもん」
「まあ、有名っちゃ有名だし、せっかく行くならね。だから何も犠牲にしないって言ったでしょ?」
「確かに」
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