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受験する事を母に伝え、塾に行きだし慣れてきた頃。
学校で自然学校が近付き始めた。
自然学校といえばやはりここぞとばかりに男子女子が告白大会を繰り出す。
興味はないが女子達の恋バナを聞くのはなかなか飽きない。
自分でも気持ち悪い程目を輝かせいかにも‘ぎゃる’っぽい喋り方で適当にアドバイスする。
‘恋愛最強アドバイザー’が宣言しよう。
「でもぉウチは〇〇君は●●の事、好きだと思うなぁ(はぁと)」
が最強のアドバイスです。
誰にでも恋バナをしてくるやつはとにかくこの言葉を待っている。
とにかく自分に自信をつけたいんだ。
夜はそんな感じで過ごし、昼は疲れない程度に適当に過ごす。
そんなこんなで私の記憶に残らない自然学校は幕を閉じた。
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