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「あ、今出航していきます！」
そのころ自衛隊は艦から出て敬礼をし、自分らを見送る者に対して。
「あなた！」
「お父さ～ん！絶対マユの誕生日までに絶対に来て！」
「絶対帰ってこい！帰ったらおごってやるぞ！」
一部のところから自衛隊の家族もしくは友人が大声で精一杯声援を送っていた。
しかし
「ああ！何ということでしょう今平和憲法の理念が崩れる第一歩を踏んでしました！
これから日本はどうなっていくのでしょうか！？」
そんな彼らを人と思っていないのか彼らを、本当に人間として悲しみをあらわにした。
そして彼らは自分たちが原因で彼らが送り出されたことを忘れたかのように言っている彼らを睨むことしかできなかった。
１時間後
「池田三尉、上が呼んでいますよ」
艦内の狭苦しい部屋で分厚い眼鏡をかけヲタ向けの小説を読んでいる人に部下が呼びかける。
「おお山辺どこにいたんだ？
探していたんだぞ。」
「自分をですか？」
池田は小説を閉じて私物の中からゲーム機を出す。
「池田さん！ゲーム持ちこみは禁止のハズでは！？」
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