自衛隊の派遣

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簡易的な会議が終了して小1時間程してからCICは蜂の巣を叩いたかのように大騒ぎになっていた。 「どうしたんだ!?」 「分かりません全僚艦のレーダ通信機器に異常が恐らく電波妨害です。」   「発信源はどこか分かるか?」 「それが、こっちに向かっている低気圧の中からです。」 「何!?」 「もしかしたらあそこに国籍不明の特殊工作艦でもあるのかもしれません。」 隊員は急いでキーボードを打ちまくる。   「おい聞こえるか応答せよ砲雷長!」 「はい聞こえます!」 「今な・・・ザザー」 「青木司令官?」 イキナリ雑音が入って聞こえなくなった。   「艦内の通信器具までどういうことだ?」 構造上ありあえない、この艦に何者かがスパイを送り込んだのか。   その時だった、いきなり艦内中のスピーカーから歌が流れた、それは外国の言葉で何を歌っているかは分からなかったが、とても心安らぐ歌が流れ出す。   「なんだ?」   いきなり音楽が艦隊全部に流れだし不審に思った隊員が動揺し始める。
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