自衛隊の派遣

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「池田さん、これは?」 「わからん」 『もしかしたらさっきからの異常事態に関係するのか?』 池田はとっさに部屋から出る。   「あ、池田さん!」 山辺が後からついて行く。   「どうなっている!?」 「分かりません、直接CICに行きますか?」 「いや自分で行く」 青木はブリッジから離れCICに行こうとした時だった。   「大変です見て下さい!」 部下が大慌て青木を呼びとめた。 「何だこれは・・・」 それは雲が海面に接してこっちにむかってきているのだった。   「発光信号でいい!全艦に通達しろ今すぐあの雲から逃げきろと!」 しかしまるで今までいやこれからの波乱を表すか如く急に嵐が起きた。   「おいなんかヤバクないか?」 海上自衛隊員が心配そうに空の様子を見ている。   「砲雷長何故か通信が出来るようになりました。」 「・・・司令官につなげ。」 「サイサー」
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