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「…理恵…」
今まで見ていた世界は引き離され、現実に戻った。
眩しい理由は電気のせい。
暖かいのは季節のせい。
一応夏だから暑い。
だが今日は最高気温が低かった為、ちょうどよかった。
「やったぁ!名前で呼んでくれた♪」
目の前の少女は、とても嬉しそうな笑顔で俺を見つめていた。
ここで疑問が生まれた。
「何故、理恵がここにいる。」
俺は鍵を閉めた。あぁ閉めた。絶対閉めた。
なのに何故君が今、俺のベットの横にエプロンを着た状態でいる?
不思議にも程がある。
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