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俺は理恵の隣りを通り、机の前に立った。
いつもなら俺の下手くそな料理が並んでいる時間帯
しかし今日はとても眩しかった。
女の子ってすげぇな。と実感した。
目の前で止まっていた俺の横からひょっこり顔を出し、
「た、食べないの…?」
涙を含んだ上目遣い
これに勝てる男性はこの世に存在しないだろう。
「食べてもいいのか?」
一応聞いた。
内心食べる気満々だ。
ダメと言われても絶対に食べる。
目の前の少女は涙を含んだ上目遣いから目付きが変わった。
ギラリと光った気がした。
「これから理恵って呼んでくれたら、食べさせてあげる♪」
こいつは策士かもしれない。いや策士だ。相当な
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