いとこン家の近くの子

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最初に出逢ったんは めっちゃちっちゃい時やったな   お正月になったら親戚の家とか行ったりして その時に出逢ってんな   慶汰はうちより2個上やって  あたしは男の子みたいな性格やったから公園とかで遊ぶ子はすぐに仲良くなってた気ぃする そん時も慶汰が公園で遊んでてあたしも「よしてー」みたいな感じで入っていったんや思うで 出逢ってすぐやけど なんやこの子めっちゃ気があうわぁってめっちゃ思ってたん覚えてる それから家がいとこの家から近いことがわかって いとこの家行ったらすぐ慶汰んちに行ったなぁ いとこの家行くのって行事ごととかだけの時もあったし 親が暇な時は毎週行ってた よぅあきんかったなぁて思うわぁ でもな仲はめちゃよかったけどそれだけケンカはあってんで   ブランコどっちが立ってこぐとか   お菓子の取り合いとか   トイレどっちが先行くとか笑 小学校5年生になっても 6年生になっても そんなあほみたいな事で 楽しんでた 一緒に居ってホンマに楽しいって思えたからな どんな友達がおっても 慶汰は別ゃな 女子の友達とかにはないよさがあるし ある意味幼なじみゃし でも、ある日一ヶ月くらい 口きかん時あった 中学校入ってすぐくらいかな いつもみたいに普通にしゃべっててゲームしたり 髪の毛いじったげたり なんかしらんけど 慶汰の目見た瞬間 吸い込まれていくような感じで、きずいたらキスしちゃってた的な あの時はホンマにあせったわ笑 でもきまづかったんかな? 二人の距離がそっから だんだん離れていくのがわかった...
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