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<ネタバレ感想>
まずアクション映画はストーリー面がいい加減になりがちであるが、その点で本作は頑張っていたように思う
ただ空回り気味だったようにも感じた。
具体的に言うと主人公視点のみでストーリーを進める為、組織の正体やキャラの心理、さらには事件の真相といった部分がやけに深読みできてしまいスッキリしなかった。一応の答えは全て出ているのでそれで納得し、後の考察を楽しむのも有りだとは思うが基本的にこの映画にそんなものを求めてなかっただけに戸惑った感がある
主人公が平凡な日々から暗殺者になるまでのプロセスは単なる才能で片付けられず、想像を絶する苦労が描かれてて感心した。・・が、親子そろって影が薄い(笑)
とにかくアンジェリーナ・ジョリーのアクションを観る分にはガチな一本だとは思うが、期待しすぎないでみるのが良いだろう
個人的には組織が裏切り、主人公が復讐する展開は気に入ったが、その展開のストーリー上の必然性が薄いのは残念でならない
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