~小さな木~

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~小さな木~

大きな、大きな森の奥に 小さな、小さな木がありました。 その小さな、小さな木の周りにゎ、 可愛い、可愛い動物達が いつも楽しそうに遊んでいました。 年に一度の満月の夜に、 小さな、小さな木に神様が宿り、 一番、綺麗な願ぃを叶えてくれるそぅです。 ある、黒い鳥は、 「僕の黒い羽を綺麗な七色の羽にしてほしい。そして、皆に綺麗と言ってもらいたぃ。」 また、食いしん坊のウサギは、 「森中に、美味しぃ木の実がほしぃ。そしたら、探さなくても木の実をお腹いっぱい食べられる。」 すると陽気な猫は、 「僕なら大きな池をミルクにしてほしい。そしたら、どれだけミルクを飲んでも無くならなぃ。」 また、恋するリスは、 「目の不自由な彼といつまでも一緒に居させてほしぃ。そしたら、彼の望む世界を私の目に写してあげられる。」
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