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「勇者と言うのは変わった奴が多いんだな」俺が呆れつつ皮肉を言うと
「普通じゃあんなこと出来ないだろうからな」青年はしれっと返す
……
「つーか見ていたなら手伝えよ……勇者群戦うのめんどい」俺が非難がましく言うと
「メイちゃんが入る前に減らしてるでしょ。狙撃して」笑いながら言う
「……このまま行くとマリアの方にもなだれ込むかもしれないぞ。負けはしないまでも寝込みとか襲われて寝顔とか見られるかもな」マリアは隣国の魔王だ。何だかんだでこいつは口説き落としたのだ
「次来た奴らの首、道に並べれば」真顔で剣に手をかけ言った
「やめろ気持ち悪い」俺は引き気味に言う
こいつならやりかねん……マリア命やからな
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