1人が本棚に入れています
本棚に追加
私はどうして
あなたを
縛ってしまうのでしょうか
寂しいから
なんて理由にはならない
あなたの優しさに甘えて
放っておけない子で居続ける
あなたが私を利用しているなら
少しは救われるかもしれない
だって私も
利用しているのかもしれないから
あなたが好きだから
なんて自信を持って
言えなくなってしまったよ
今までだって
ただ言い聞かせてただけで
もしかして私の方が
利用してただけなんじゃないかな
ごめんね
でも未だ手放せそうにないんだ
だって今君をなくしたら
私は苦しみの真っ只中に
置き去りにされる
ひとりで頑張れる自信がないんだ
ごめんね
私の弱さがみんな巻き込んで
みんな幸せになってほしいのに
みんな幸せを奪ってる
きっとみんな幸せになってほしい
とか願いながら
みんな幸せになったら
恨めしくなるんだと思う
ぁあ、なんてわがままで
なんて汚い人間なんだろう
つくづく自分という人間が
大嫌いだ
最初のコメントを投稿しよう!