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高二の4月 暖かい空気がまだ傷の癒えない私を優しく包んでくれていた 子供を殺したの事は学校の誰にも言わなかった。言うべき人間も聞いて欲しい人間もいなかったからだ 茫然と日々を過ごしているとぁの出来事が夢のようだった。 「ん?」 通学鞄のなかで携帯が光っている メールチェックをすると唯加からのメールが入っていた (ぅわぁ…久しぶりゃなぁ。中学校卒業してから連絡なんてほぼとってないもんな…) 唯加とは一度も同じクラスになったことはなかった それでも私たちが小学校からの友達だと言えたのは 私の無二の親友 千春のおかげだ。 友達の友達とゆう繋がりだけでもそれなりに仲は良かった (アド変かな) メールを開く するとそこには意外な内容が打ち込まれていた 「久しぶり!元気~? いきなりで悪いねんけど男の紹介いらん?本間はうちの予定やってんけどなんか嫌なっちゃって…メールだけでもぃぃし助けると思って☆」 (ぁぁ…男…) 正直まだ恋愛をする気にはなれなかった。それでも承諾する気になったのは寂しさを埋めてくれる人が欲しかったからだろうか? 「ぃぃょ☆」
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