放棄
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放棄

高二の11月 私はもう少しで17歳になろうとしていた 優治との付き合いは半年になる。 高校では文化祭が終わり冬の寒さに私は嫌気がさした。 今年の文化祭は出なかった。 高校に私の居場所は無かった 優治との日々は幸せな物だったが、本来の私の生活 高校生とゆうものは 既に私の中で崩壊に近づいていた 冬の晴れた日 肌寒い教室の窓辺から見える外の世界 (楽しそう…) 学校を早退して私は買い物に出かけた 学校の外は娯楽だらけだった。 (あんな狭い退屈な世界にもう居たくない) そう思うようになり 限界はすぐにやって来た。 「平川っ!いい加減にしろ。このままやと進級できんぞ!」 (うるさいなぁ…) 「進級なんかしやんからほっといて。」 担任の安藤先生は遅刻、早退、欠席を繰り返す私に毎日説得をした。 煩いだけの担任の小言 私を見るクラスメートの目 嫌な事ばかりだった。 話をする友達がいても ここにいる理由にはならなかった 11月の半ば 学校を辞める事を親に話した。 最初私の母親だけが反対した。 それでも私は父親のサインをもらい 退学届を提出した。
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