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桜実
「春香ー私の絵の具の白を知りませんか??」
桜実は顔に沢山の絵の具をつけながら、春香の元へ歩いてきた。
春香
「絵の具はしら…ってまた汚しちゃったの??」
桜実
「楽しくてつい…」
桜実は"てへっ"と舌をだして、笑った。
春香は"はぁ"と溜息をついた後、タオルを出すように樹沙に命じた。
桜実
「私の絵の具…」
春香
「絵の具より服と顔が先よ。馬鹿娘」
桜実のおでこにデコピンをした。
用意された服に着替え、タオルで顔を拭いた。
樹沙
「先輩、優しく拭いてあげましたか??」
春香
「手加減はいらないのよ。綺麗になればよし」
ニッコリ笑い、桜実をピカピカにした。
桜実
「ありがとう、春香」
三橋
「まーた汚したんだ??」
周りの人達が正座をし頭を下げている。
そう、三橋が部屋に入ってきてたのだ。
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