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三橋
「低家と高家の庭あるだろ??あそこに着物をとってきて欲しいんだ」
桜実
「着物??うん、いいよ」
桜実はちょっと不思議そうな顔をしていたが、ニッコリ笑って頷いた。
~数時間~
約束の時間は3時、あと1時間はある。
桜実はお出かけ用の服に着替え、外にでた。
桜実
「じゃあ、いってきます♪」
春香
「気をつけて。寄り道はしないのよ」
樹沙
「気をつけてくださいね~」
二人に手を振り、前を向いて歩いた。
庭は桜実の大好きな場所…わくわくドキドキしていた。
~庭~
桜実は庭につき、いつもの大きな桜の下に座った。
桜実
「綺麗…」
桜に見とれていて、いつしか寝てしまった。
鷹哉
「…いっ!!おい!!」
桜実
(誰か呼んでる…)
桜実は目を開けた。
そこには、髪、目が黒の男の子がいた。
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