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その後、雨が止み二人は別々の家に戻った。
桜実は家に戻っても鷹哉の事で頭がいっぱいだった。
桜実
「名前聞いとけばよかったなぁ…」
三橋
「誰の??」
三橋は桜実の目の前にいきなり現れた。
桜実
「ひ、秘密!!」
起き上がり、部屋から出た。
三橋の声がしたが、鷹哉の声が耳に響いた。
*********
鷹哉
「ただいまー」
紅葉
「おかえり!!」
家に入ると幼なじみの紅葉が出迎えた。
鷹哉
「無事届けたぜ」
紅葉
「ありがとう。高家は嫌いだから会いたくない」
鷹哉
「―高家でも面白い奴もいるぜ??」
楽しそうに笑い、自分の部屋に入った。
紅葉は鷹哉の後ろ姿を見ながら、不思議な顔をしていた。
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