MISSION 1

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「……番犬か」 あー…いますね。 入口の横になんか、スゲー弱そうな犬が。 「……持ってきて正解だったかな……」 コラおっさん(汗)。 なにを普通に腰から銃を取り出してやがりますか? 「……こいつで眠らせて、その隙に侵入するとしよう」 あの、スネークさん? 小生が見る限り、その犬、ぐっすり寝ているよーに見えるんですが? 《パシュン!》 やりやがった。 「……よし。」 じゃねえよヘッポコ。 寝てるっつってんだろ。 「スネーク、経過はどうだ?」 出た、大佐。 こいつに一言いってやって下さい、頼むから。 「大佐か。今、入口にいた番犬を麻酔銃で眠らせた。」 「手際が良いな、ブランクを感じられん。流石だな」 駄目だ、このおっさん。 「友人から預かった麻酔銃のお陰だ。」 「基本、現地調達だが今回は流石に厳しかったか?スネーク」 「まぁな、それもあるが……友情の証みたいなもんだ」 まぁ、怖い。 どんな友人ですか、ソイツ。 「先程、情報部から通達が来た。そのパン工場の経営主は『JAM‐OJISAN』。国際的パン職人として世界的に有名な人物だ」 ………………………………………………………………………………………今、なんつった大佐。
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