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「……番犬か」
あー…いますね。
入口の横になんか、スゲー弱そうな犬が。
「……持ってきて正解だったかな……」
コラおっさん(汗)。
なにを普通に腰から銃を取り出してやがりますか?
「……こいつで眠らせて、その隙に侵入するとしよう」
あの、スネークさん?
小生が見る限り、その犬、ぐっすり寝ているよーに見えるんですが?
《パシュン!》
やりやがった。
「……よし。」
じゃねえよヘッポコ。
寝てるっつってんだろ。
「スネーク、経過はどうだ?」
出た、大佐。
こいつに一言いってやって下さい、頼むから。
「大佐か。今、入口にいた番犬を麻酔銃で眠らせた。」
「手際が良いな、ブランクを感じられん。流石だな」
駄目だ、このおっさん。
「友人から預かった麻酔銃のお陰だ。」
「基本、現地調達だが今回は流石に厳しかったか?スネーク」
「まぁな、それもあるが……友情の証みたいなもんだ」
まぁ、怖い。
どんな友人ですか、ソイツ。
「先程、情報部から通達が来た。そのパン工場の経営主は『JAM‐OJISAN』。国際的パン職人として世界的に有名な人物だ」
………………………………………………………………………………………今、なんつった大佐。
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