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「……ん？」
「スネーク、どうした？」
「奥に厨房が見える。手前にドアが二つ……」
「監視カメラに気をつけろ。何にせよ、メタルギアが存在する施設だ。何があるか分からん」
まだ言うかね、このおっさん。
ここには監視カメラもメタルギアもありません。
「……この部屋は！」
「スネーク、どうした！？」
「ビンゴだ、大佐。バタコ‐サンの部屋を発見した」
逃げてくれー！
「様子はどうだ？」
「ぐっすり眠っているようだ。どうやら拘束するだけで済みそうだな」
「慎重にな、油断してはならんぞ」
もう、伝説の傭兵の面影は微塵もありません。
つか、警察。
警察呼ばないと。
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