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部屋に入ると暖かな空気が優しく包んでくれた・・・
意識が少し薄れるの感じていた・・・
肉体の疲労が脳に伝達されたのだろう・・・
時計の針は11時を指している・・・
今日という現実のセカイに終わりがくる・・・
終わったセカイに戻ることは出来ない・・・
現実で過ぎた時間は思い出・・・記憶に変わっていく・・・
けれど完璧に変わる訳じゃない・・・
時が経てば、徐々に風化してゆく・・・セカイも同じように・・・
残り続けるモノなんて、そうあるものではない・・・
自分だって・・・
いつかは・・・
風化・・・いや消えてしまうだろう・・・
そして忘れられていく・・・
そうなるまでの時間、僕はどれだけ有意義に過ごすことが出来るだろうか?
このセカイが終わって良いものなのか・・・悪いものなのかは、終わってからでなければ気付けない時もあるだろう・・・
さぁ、もう後少しで明日がやってくるよ・・・
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