思いよとどけ、灰の空に

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「どういう事だ・・・ マスターハンド・・・ッ!!」 「おや、まだ生きていたのか クレイジーハンド。」   彼女、クレイジーハンドは 私の仲間・・・いや、   捨て駒にすぎない   ただの人形。   面白かったから利用しただけ   「なんなら、その言葉も その息もできない様にしようか? それとも虫の息程度で済むくらいがいいか? お前に権利があるぞ。」 「1つ・・・聞かせてくれ」 「何だ?」   生かしてくれ、と言われても   虫の息程度なだけだ   下手したら・・・死ぬかもな   「このゲームを終わらせてくれ」 「・・・殺されたいのか?」 「私は破壊の化身・・・だが こんな事は望まない! マスター!やめてくれ!」 「しつこい、黙れ。」   倒れている彼女を蹴る。   「ぐっ・・・!」 「まだ言いたい事はあるか?」 「ああ・・・あるさ・・・ マスター・・・」
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