『遠くへ行った君へ』

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当たり前のように起きる朝 君からいつものおはようメール 何も変わらない朝なのに、 君はもうここにはいない 同じ国にいるんだから 死んだわけじゃないんだから 二度と会えないわけじゃないんだから そんなの全部わかってる 「一緒に行く?」 誘いを断ったのは自分自身で、 一緒に行けない関係にしたのも自分自身で、 それぞれに違う人生を送ると2人で決めて 後悔してないはずなのに 君のいないこの土地が なんだか味気なくって 寂しいだけ
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