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膨張させたら…
最初に中性子はベータ崩壊を起こし、陽子と電子に変わります。
したら、その陽子がすぐに残っていた中性子と反応し、重水素となり、これがすぐにまたベータ崩壊を起こしヘリウム3が出来ます。
このヘリウム3に更に中性子がついてただのヘリウムになりますが、こうして反応がいっぱい続くと宇宙には重い元素が高い比率で次々にでき、現在の水素75%、ヘリウム24%、その他1%の宇宙に比べ、重い元素がはるかに多いことが分かりました。
つまり『冷たい宇宙の膨張』により、ベータ崩壊やなにやら起こした後、軽い元素の宇宙に比べ、重い元素がかなり大量にできてさまう宇宙になってしまう…ということです。
ここでガモフさんはこれは何故だろうか…と考えました。
答えは最初にあったのです。
それは、
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