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「後何か報告はあるか!?」
『1ヶ月後、Manaちゃんの妹分の子がデビューする予定なんです。』
「初耳だな…その子の写真は!?」
『まだ宣写(宣伝用写真)はないんですが、名前は華と言って見た目も話しをした感じもイイ子でした。』
「売れそうか!?」
『はい、事務所はかなり力を入れていて、プロデュースを直哉サンに任しています。』
「直哉って…モデルの!?」
『そうです。出来れば力になってあげたいんですが…』
「それは友達として!?」
菜々美が仕事とプライベートをわけていることを知っていながら田中は聞いた
『もちろん利益を見込めるのでお話しています。』
今回に関してはかなり私情を含んでいるため菜々美はそれを隠すため強めに言った
「そんなに怒るな(笑)
瀬戸が仕事をきちんとする人間だとわかっているつもりだ。」
『先方にはある程度のプランを伝え快諾して頂いています。
後はプランに当てはまる企画があればいいだけです。』
「相変わらず仕事が早いな!
明日までに方針をまとめた企画書を出してくれ。」
『わかりました。
後BELL関連でもう1つ相談があります…』
「なんだ!?」
『蓮社長が私の友人に仕事を依頼したいらしく、パイプになってほしいと頼まれました。
正規のルートからアポをとる形でいいからと…
しかし私は雇われの身ですから業務以外の仕事を受けるには会社の許可が必要だということで、今話を保留にしてもらっている状態です。』
「受けるつもりなのか!?」
『許可が頂ければお受けしたいと思っています。』
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