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「俺、仕事にプライド持ってやってる奴嫌いじゃないょ。
だから菜々美ちゃんの気持ちもわかった…
でも、もっと頼れって!!
じゃなきゃ、俺がいる意味がなくなるだろ!?」
悠の笑顔に
『ありがとうございます…』
菜々美はそれだけしか言葉を返すことが出来なかった
菜々美は悠に依頼の内容を簡単に説明した
「BELLってどっかで聞いた…」
『Manaちゃんや直哉サンの所属する事務所の名前です。』
「そっか…菜々美ちゃんも大変だな…
airの仕事以外もやるなんて…」
『こんなこと初めてなんで戸惑いもあるんですけど、Manaちゃん達の力になってあげたくて…』
「じゃあ話は早い方がいいな…
明日の午後時間ある!?」
『はい、大丈夫です。』
「じゃあ社に来てもらっていい!?」
『はい』
「受付に俺の秘書を迎えに行かせるから…
名前は東(アズマ)、これ東のケー番。」
悠がメモした紙を菜々美は受け取りバッグに入れた
「明日、菜々美ちゃんは自分の名前さえ言えば話が通る状態にしとく。」
『ありがとうございます。
明日、依頼人から話を聞いて、書類を揃えて伺います。』
「わかった、なんかあったら俺に連絡して。」
『はい、明日よろしくお願いします。』
「よし、じゃあ仕事の話はこれで終わり!!
デザート食べよう♪」
ちょうどデザートを食べ終わる頃潤が顔を出した
「料理はどうだった!?」
『最高でした♪』
「よかった♪」
「忙しかったのにわざわざありがとうな。」
「こちらこそ、来てくれてありがとう。」
しばらく3人で雑談した後、悠が切り出す
「菜々美ちゃんそろそろ帰ろっか…」
『そうですね…』
2人が席を立とうとしたら
「菜々美ちゃん、これ俺のケー番だから。
来る時連絡してね♪」
潤から紙を渡された
『はい、ありがとうございます♪
ご馳走様でした。』
2人は店を出てて車に乗り込み、菜々美は悠に家まで送ってもらった
菜々美は家に着くとすぐ悠と潤にお礼のメールをして明日の準備をして寝てしまった
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