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次の日、出社した菜々美はすぐ田中に昨夜のこと報告し午後からの外出許可をもらうと席に戻り蓮に連絡した
『もしもし、おはようございます。瀬戸です。』
「おはよう、菜々美ちゃん。
珍しいね、こんな時間に。」
『お忙しいところ申し訳ありません。
先日の件で連絡させて頂いたんですが…今よろしいですか!?』
「あぁ、仕事が早いね。」
『ありがとうございます。
とりあえずアポは取れました。
今日の午後、UKに行く予定になってます。』
「ありがとう。こちらから担当の者を行かせよう。」
『いえ…この件、私に任せては頂けませんか!?
必ずものにしますので…』
「でも君はこれから依頼する内容を知らないだろ!?」
『事務所のホームページ、それに加えブログの管理と運営ですよね!?
BELLは珍しくモデルにブログをまだやらせてないですから、容易に依頼内容は推測出来ました。』
「当たりだ。
まったく君には隠し事ができないな…(笑)」
『誉め言葉として受けとっておきます(笑)
出来れば関係書類をメールで送って頂けますか!?』
「わかった、後で送る。よろしく頼むな。」
『はい、失礼します。』
菜々美が電話を切ってすぐにパソコンに蓮からメールがくる
すぐに内容を確認して菜々美は午後への対策をする
作りかけの書類に新しい情報を足しながら企画書を完成させた
悠から13時に来るようメールが入り、昼食をとった後悠の会社に直行できるよう菜々美は企画書を持って会社を出た
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