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「ごちそう様♪」
悠は満足そうに手を合わせる
「瀬戸サンご馳走様でした。
これ片付けてきますね。」
「東、それ終わったら菜々美ちゃんを下まで送ってくれ。」
「かしこまりました。」
東が部屋を出ていく
「待たせたうえに引き止めてごめんね…」
悠が申し訳なさそうに謝る
『気にしないで下さい。無理言ったのはあたしですから大丈夫ですょ…』
「ありがとう♪おかげでご飯も食べられたし、休憩できた。」
『悠サンの役にたててよかったです♪』
2人で話していると東が戻ってきた
「お待たせしました。」
「じゃあ、菜々美ちゃん気をつけて帰ってね♪」
菜々美は席を立つ
『はい、悠サンも無理しないで下さいね♪』
菜々美は東に着いて会社を出る
エレベーターに乗り込むと東が話しかけてきた
「本当に社長のあんな顔久しぶりに見ました。
最近は浮かない顔してる時が多かったので…」
『もしかして仕事が…』
「いえ、上手く行き過ぎて困っているくらい順調です。」
『ならどうして!?』
「だから私もわからなくて…
プライベートな悩みなのかも知れません…」
『そうですか…』
「私がこんなこと言うのはおかしいんですが…社長のことよろしくお願いします。」
『わかりました。
東サン、困ったことがあったら連絡して下さいね。
私も出来る限り協力しますから…』
「ありがとうございます。」
エレベーターが開いて菜々美は降りようとする東を止めて一礼すると自分だけエレベーターを降りた
社に戻り業務を終え家に帰ればすぐに寝てしまう
次の日も同じような1日を過ごした
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