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直哉に会社まで送ってもらった菜々美は田中に契約が上手くいったことを知らせた
「よくやった!!
今日は疲れただろうからもう帰っていいぞ。」
『でも…仕事が…』
「今日休まないと1ヶ月休みが取れないかもしれないから…
今日は帰れ。」
『えっ、新しい依頼ですか!?』
「あぁ、明後日には正式に伝えることになるが…今は言えない…
瀬戸が今抱えてる業務は他の社員でも対応できるよな!?」
『はい、大丈夫です。』
「じゃあ明日も休め。」
『それは部長命令でしょうか!?』
「あぁ、今瀬戸に体壊されたら困るからな(笑)」
『わかりました。
お気遣いありがとうございます。
ではお先に失礼します。』
菜々美は会社を後にした
【新しい依頼ってなんだろう…】
家に帰っても菜々美は田中の言葉が気になる
【とりあえず洗濯しよう♪】
考えても結局答えなんてわからなかった
菜々美はしばらく休みが取れなくても困らないように掃除や洗濯、買い物をして次の日も過ごした
♪~♪~♪
菜々美のケータイに祐輔からメールが入る
〔忙しくて連絡出来なくてごめん…😣
これからは、しばらくそんなことないから楽しみにしてて🎵
祐輔〕
【“これからは………楽しみにしてて”ってどういうこと!?】
菜々美がメールで聞いても祐輔は“まだ秘密”と教えてくれなかった
【まぁいっか。】
菜々美は明日の準備をして眠った
この時菜々美は仕事のことで頭がいっぱいで
見えなくなっていた…
きっと気付けたら何かが変わったはずなのに…
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