2565人が本棚に入れています
本棚に追加
菜々美が朝デスクにつくと奈緒から声をかけられた
「菜々美おはよう♪」
『おはよう♪』
「田中部長が話があるから来てって…」
『話!?』
「うん…菜々美と愛と清クンと私は会議室に来るようにってさっき言われた。」
『4人だけなら臨時のミーティングかな!?』
「よくわかんない…
とりあえず愛と清クンが来るまで待たないと…」
愛と清が出勤してきて4人は会議室に向かった
部屋では田中がもう待っていてすぐに席に着くよう促された
「朝から呼び出して申し訳ない。
あまり時間がないからさっそく説明させてもらう。
まずこれを見てくれ。」
田中から一人ずつ資料を受け取る
「先月stirからCMの続編を作るオファーをもらっていた…
本来ならすぐにチームを作って動くところだが、訳あって私1人で契約まで行った。」
資料には契約書のコピーが何枚も綴られている
【これ…BELLの契約だ…】
そこにはManaと華の契約書があった
「先方の望み通りキャストのスケジュールも押さえてある。
後は瀬戸をリーダーにCMを作ってくれ…
先方は前回同様のチームで取り組むと言っていたからやりやすいと思うぞ…」
一通り田中の説明を聞いた4人はまだ状況を把握できていなかった
「いろいろ疑問はあると思うが…とりあえず今抱えてる業務は他の社員に任せて今日からはこの企画を優先してやってほしい…」
「わかりました…」
4人がなんとか返事をすると
田中は菜々美だけ残るように言ったので後の3人は会議室を出た
.
最初のコメントを投稿しよう!