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迎えに来てくれた祐輔の車に菜々美は乗りこむ
途中荷物を取りに菜々美の家に寄った後
祐輔の家へ向かった
「お腹すいた~なんか買って帰る!?」
祐輔が運転しながら話し掛ける
『あたし何か作ろうか!?』
「いいよ…仕事で疲れただろ!?」
『ううん…なんか料理したい気分だから…』
「じゃあスーパー寄って帰ろうか!?」
『うん♪』
2人はスーパーに寄って家に帰った
祐輔の家
菜々美の荷物を持ってくれている祐輔の代わりに菜々美が鍵を開ける
『「ただいま~♪」』
リビングに荷物を置くと菜々美はさっそく料理を始めた
祐輔はテーブルに仕事の書類とノートパソコンを並べ菜々美の姿が見える位置に座り仕事をはじめた
【料理して手を動かしてるほうが気が紛れるな…】
菜々美がパスタを茹でながらふと顔を上げると仕事をしている祐輔の姿が見えた
【祐輔の側がこんなに居心地よかったこと…ずっと忘れてた…】
菜々美はいろんなことを考えながらご飯を作った
『出来たょ~♪』
菜々美がキッチンから声をかける
「片付けるからちょっと待って!!」
祐輔が慌てて書類を片付けた
2人でご飯を食べ、仕事の話をしてお風呂に入って後は寝るだけになった
2人はソファーに並んで座っていると
「菜々美…なんかあった!?」
隣に座っている菜々美を見て祐輔が言う
『なんで…!?』
「菜々美、今日変…こんなに甘えてきてさ…」
菜々美は祐輔に寄りかかって頭を預けていた
その頭を撫でながら祐輔は話を続ける
「でも、俺嫌じゃないから…
てか、むしろ嬉しいょ。
こんなに甘えてくる菜々美も可愛いなぁって思うし♪」
祐輔は頭を撫でていた手で菜々美の肩を抱く
『…祐輔の隣がね、すごく安心できる場所だってこと忘れてた…
あったかくて落ち着くね…』
そう言うと菜々美は目を閉じた
祐輔はそんな菜々美をきつく抱きしめてキスを1つ落とした
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