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｢どうせ直哉にも上村ｸﾝにも連絡してないんだろ!?｣
『はい、迷惑がかかるといけないので…』
｢少なくとも直哉は何かを感づいているみたいだ…
きっと上村ｸﾝも心配しているはずだょ…。｣
蓮の言葉に菜々美は頷くことしかできなかった
｢そろそろ撮影が始まるな…Manaと華を頼むね。｣
『はい、わざわざありがとうございました。』
菜々美は蓮を出口まで見送りスタジオへ戻った
CM録りは夜7時までかかったがなんとか予定通り出来上がった
『お疲れ様♪』
菜々美がManaと華にコーヒーを手渡す
｢｢ありがとうございます♪｣｣
2人は菜々美にもらったコーヒーを飲みながらモニターをチェックした
｢いい感じにできてよかった～菜々美ｻﾝありがとう♪｣
Manaが笑顔で菜々美に告げる
『うん、素敵なCMが出来て本当によかった♪
華ちゃんはどう!?』
｢すごく大変だったけど…楽しかったです。
ありがとうございます。｣
華が頭を下げた
『楽しかったならよかった。放送楽しみにしててね♪』
マネージャーも菜々美に礼を告げた後2人を連れてスタジオを後にした
airとstirの関係者は出来上がりを見て最終確認を取った
後は放送を待つだけとなった
｢お疲れ様でした。今回も素敵なCMが出来てよかったです。｣
仕事モードの祐輔が菜々美に話し掛ける
『こちらこそ、ありがとうございます。
放送楽しみですね。』
菜々美も仕事モードで答える
｢それじゃあ、また1ヶ月後の経過報告の時に。｣
『はい、お疲れ様でした。』
2人は別々にスタジオを出た
祐輔の家
『ただいま～♪』
｢お帰り～♪遅かったね。｣
祐輔が玄関で出迎えてくれた
『報告書作ってたら遅くなっちゃった…』
｢お疲れ、ご飯買ってきたから一緒に食べよう!｣
2人は席について乾杯した
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