静かな夜

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ないとは思うけど皿良君が拓斗さんに怒鳴り込みして修羅場になったりとか… 透が傷つくことになる前に… やめてほしい。 なんて思ってたら 「…千夏が言うみたいに、啓介がね、本気になったら嬉しいかも」 透がびっくりさせることを言った。 「えー!まさか、透さん好きなの?」 意味がわからなくて、とりあえず、そういうことなのかな?って思って言った。 「わかんない…その前に、ちゅーか好きとかがわかんない。」 「?」 私がよくわからなくて困った顔してたら、透は笑って話出した。 「啓介といると確かにどきどきするの…でも拓斗ととね、いると安心するし、ずっといたいって思うの。あたしにはどっちが恋なのか、好きなのかわかんないー。」 言ってることはわかったけど、私にもわからなくて、答えれない。 「どっちも恋なのかな?それともどっちも恋じゃないのかな?」 透はそう言って遠くを見た。 「ま、自分が傷つかないようにはするねー」 そして透は笑う。 私は何も言えずにうーんとうなってた。 何がいいのか… 何が正しいのか… なんだかわからなくなってきた。 家に帰って、大和と話てみなきゃ… なんだか自分が信じてた愛もよくわからなくなってきた。 。
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